平屋の現実 その5

2024/09/27
SIMPLENOTEブログ

共働きが多くなってきた今、

家事の負担を下げたいとお考えになる方も

多くなってきていると思います。

 

そして、その実現の手段として

弊社では「平屋」を推奨しているのですが、

今回はその理由について

お伝えしていきたいと思います。

 

今回の内容も、

言われてみるとごく当たり前のことですが、

言われるまで案外気がつかないことなので、

ぜひ最後までお付き合いください。

 

まず平屋にすることで

圧倒的に負担が減ることが

洗濯の一連の動きです。

 

干すにせよ、取り込むにせよ、

たたむにせよ、片付けるにせよ、

全て平面移動だけで事足りるからです。

 

2階建ての場合は、

上と下を行ったり来たりしないといけない

可能性がグンと下がりますからね。

 

ただ、平屋の場合でも

注意しておかないといけないことが

「干場をどこにするのか?」ということです。

 

家の正面に干すとなると、

他人から洗濯物が丸見えになるし、

隣家との間のスペースに干すにしても

勝手口から外に出るとなると、

その往復だけでも結構な手間になりますからね。

 

人と会う可能性も考えると

ノーメイクやパジャマのまま

外に出ていきにくいですしね。

 

また、室内干しにする場合でも、

それなりにスペースを確保しないと

ギュウギュウで洗濯物を干すことになり、

これがなかなか乾きにくくなる原因となり、

生乾きの臭いが発生しやすくなってしまいますしね。

 

そんなわけで、平屋にする場合

洗濯物をどこに干すのかを熟慮することが

大切かと思っている次第です。

 

✔片付け・掃除も楽になる

 

そして「平屋」にすることで

圧倒的に負担が減るのが片付けと掃除です。

 

片付けの負担が減る理由は、

全ての部屋と収納が同じ階にあるから。

つまり、子供たちのおもちゃや学校道具を

自分の部屋に片付けておけるようになるし、

家族みんなの衣類なども各々の収納に

片付けておけるようになるからですね。

 

2階建ての場合だと、

子供たちのおもちゃや学校道具を

毎日2階にある自分の部屋に

持ち運びするのはほぼ不可能だし、

衣類にしても

いちいち上に持って行くのが面倒になり

そのうちリビングやダイニングに

置きっぱなしになってしまいますからね。

 

掃除に関しては、

片付けがしやすいことから

掃除をする前の一手間が減るから

そしてワンフロアなので、

ルンバに昼間動いてもらえるからですね。

 

そして、これに加えて

もっと掃除の手間が省ける方法が1つ。

それは、埃が貯まる場所を

最小限にするという工夫をするということです。

 

例えば、幅木。

床と壁の取り合いのところに

つける部材のことですね。

これに関しては

従来のものよりも薄型のものが

製品として出ているので、

これを使うことを推奨してします。

 

また、ドアを天井の高さに合わせると

ドア枠の上にたまる埃がなくなるし、

窓枠もなくしてしまえば、

窓枠の上にたまる埃もなくなります。

かつ、カーテンがいらないように

間取りを設計すれば

カーテンレールにたまる埃もなくなるし、

カーテンの掃除をする必要もなくなります。

 

カーテンをなくすことが出来れば、

窓の数を最小限にすることが出来るし、

そうなれば窓掃除もずいぶんと楽になりますしね。

 

そんなわけで弊社では、

「間取りに一工夫を加えた平屋」を

オススメさせていただいているというわけです。

 

いかがでしたか?

 

平屋は老後に良いとよく言われますが、

それは当たり前として、

個人的には子育て期間中こそ

「平屋が最強」なんじゃないかとよく思います。

 

間取りさえ間違えなければ

便利なのはもちろんのこと、

超快適にも暮らせますしね。

 

というわけなので、

これから家を建てる方は

平屋という選択肢を持ちながら、

家づくりに臨んでいただければと思います。