家の良し悪しは窓によって大きく変わる

2020/08/01
SIMPLENOTEブログ

 

この図のような分譲地に家を建てる場合、このような配置で家を建てることになります。

 

しかし、このような配置で家を建てるとき、北側接道の場合・南側接道の場合、それぞれに何らかの問題が生じます。では、それぞれのケースで考えていってみましょう。

 

✔北側接道の場合

 

 

北側接道、かつ3方向がすべて家の場合、赤い波線部分に大きな窓をたくさんつくったとしても、それほど光は入ってきません。隣の家との距離が近いためです。

 

それゆえ、室内に光が採り込みやすくなるよう、別の間取りを考えなければなりません。

 

でなければ、リビングダイニングは日中ずっと光が入ってこず、朝から照明無しでは過ごせないような、薄暗くどんよりとした家になってしまいます。

 

 

✔南側接道の場合

 

一見、光がたっぷり差し込む明るい家になるイメージですよね。

窓をつくってしまうと、外から丸見えになってしまいます。

結果、視線を防ぐためにカーテンを閉めっぱなしにします。おそらく一生・・・また、窓からの直射日光が厳しいため、雨戸などを閉め切っているお家もよく見かけますよね。

 

これでは、家の中に全く光が入ってきません。薄暗いどころか真っ暗な家になってしまいます。

 

さらに、日当たりが良いからと、南に大きな窓をたくさんつくると、窓を見ただけで家の間取りが分かってしまい、防犯面でも不安になります。

 

結果、カーテンや雨戸だけでは物足りず、庭に目隠しや高い塀を設置したりと、外構工事にも工夫と費用が必要になってきます。

 

✔むやみに窓を増やすとデメリットになる

 

このように、単純に南に窓をつくれば明るくなるわけでもないし、窓をたくさんつくれば明るくなるわけでもありません。

 

窓をたくさんつくれば、その分カーテンや雨戸、目隠しや塀といった余分なコストがかさむことになります。また、外観に汚い垂れジミを余分につくることにもなります。そして、外壁の塗り替えサイクルが早まり、さらなる出費となります。

 

さらにもっと言うならば、窓をたくさんつくれば、その分、断熱性能・耐震性能が低下します、窓が多い分、壁が少なくなるわけですからね。

 

ということで、土地を選ぶ時も、間取りを考える時も、光をどうやって採り込むのかをしっかり考えながら進めていただければ…と思います。

 

そうすることによって、カーテンや雨戸、目隠しや塀などのコストが必然的に省けるようになります。

 

また、窓の数も最小限に抑えることが出来れば、必然的に断熱性能・耐震性能も上がります。そして、外壁に出来る垂れジミも減ることから、外壁の塗り替えサイクルも長くなります。

 

そして、なによりのメリットは、プライバシーの担保されたとっても居心地の良い住まいが出来上がることです。

 

このようにたくさんのメリットに囲まれた素敵な住まいづくりを、是非ともしていただけたら…と思います。