敷地環境に合わせた間取りを考える

2020/06/21
SIMPLENOTEブログ

大きな窓は、ものすごく開放感を感じさせてくれます。室内にとびっきり明るい光も差し込むし、心地良い風もたっぷりと採り込んでくれます。

 

そのため、視線を遮るためのカーテンは、なるべく付けたくありませんよね。カーテンを閉めてしまったら、せっかくの開放感も明るさも風通しも…全て台無しになってしまいますから。

 

例えば、このお写真のお家は、外に向かって大きな窓がつけてあります。

 

 

 

道路にも、誰かの家にも面しておらず、外から家の中を見られることがないからです。

日中ずっとカーテンを開け放したままで過ごすことが出来ます。

 

✔家は敷地の環境に合わせて考えるもの

 

このお家の敷地環境は、このような感じでした。

 

・西側 → 道路に接した正面

・東側 → 道路も家もなく、きれいな景色が一望でき、見晴らしが良い

・北側 → 約2mの細い道を挟んで大きな家、かつ、南向きの大きな窓がたくさんある

・南側 → 今は家が建っていないが、近々建つ予定があり、平屋か2階建てかは不明

 

このような環境であったため、正面となる西側には窓をつくらず、家を汚れにくくしました。そして、外壁の塗り替えコストを少しでも抑えられるようにしました。

 

窓をつくらないことで、西からの厳しい直射日光を防げるというメリットもありますね。

 

東側は、プライバシーが担保されつつも、とても見晴らしの良い方向だったので、リビングを配置しつつ、光と風をたっぷりと採り込み開放感のある大きな窓を設置しました。

 

また、人目につかない方向であることから、洗濯物を干す場所も東側にさせていただきました。洗面室は洗濯干し場の近くに配置し、洗濯機から取り出した洗濯物を、わずか数歩で干すことが出来るようにしました。

 

リビングの近くにつくったことで、乾いた洗濯物をタタミの上にそのまま取り込めるし、たたんだ洗濯物は、これまたわずか数歩のところにあるファミリークローゼットに片付けることが出来ます。

奥さんにとって最高の動線となったのではないでしょうか?

 

南側は、大きな窓をつけてたっぷりと光を採り込みたいですよね。しかし、正面に家が建ってしまうのでは、大きな窓をつくったとしても、結局光が入ってこず家の中は薄暗くなってしまいます。

 

また、人目が気になってしまうと、カーテンが開けられなくなり、明るくも開放的でもない家になってしまいます。

 

それゆえ、リビングダイニングキッチンの位置を敷地の一番南に配置するのではなく、あえて一番北に配置し、かつ中庭を設け、家全体に安定した光が届くようにしました。

とっても明るいですよね!カーテンが要らない窓とは、こういうことなんですよね。

 

晴れた日はもちろんのこと、曇りや雨の日でも、照明をつけなくていいぐらいです。

 

ということで、どんな土地でも、明るく開放的で居心地の良い家・本当に住みやすい家をつくるために、敷地環境がどうなのか?を考慮しながら、間取りや外観を考えるようにしていただけたら…と思います。