住宅ローンにご注意を!

2020/05/24
SIMPLENOTEブログ

住宅ローンの件で、一見のお客さんとして銀行の窓口に行った場合、銀行側がすすめてくれる住宅ローンは、基本的に❝3年固定❞や❝10年固定❞といった当初期間固定型の商品です。

 

この商品は、借入期間中ずっと固定というわけではなく、固定期間満了後は、その時点の金利でもう一度同じ商品を選ぶか、変動型に切り替えるか、選択しなければなりません。

 

つまり、いずれにしても、❝返済額が変わる❞ということですね。

 

それゆえ、銀行側がすすめてくれたからと安易にその商品を選択するのではなく、将来的な金利上昇リスクを理解した上で選ばなくてはいけません。

 

この当初期間固定型を選ぶ上で、理解しておかなくてはいけないことは、金利上昇時の返済額アップに天井がないということです。

 

変動型の場合、増額率を25%以内に抑えるというルールがあるのに対し、当初期間固定型には、そのルールがありません。

 

例えば、当初固定期間中80,000円だった返済が、見直し時に40%上がってしまうとしたら…80,000円×1.4=112,000円まで、一気に返済額が上がってしまうということですね。

 

また、この商品は、当初の期間中は金利の引き下げ幅が大きくなっているものの、金利見直し後は金利の優遇幅が縮小されます。

 

例えば・・・

店頭表示金利:2.95%

当初3年間金利引き下げ幅:2.45%

当初3年間貸出金利:0.505%(2.95%ー2.45%)

 

↓(3年後)

 

店頭表示金利:2.95%

金利優遇幅:1.85%

4年目からの貸出金利:1.1%(2.95%ー1.85%)

といった感じですね。

 

つまり、3年後も市場金利が同じだったとしても、無条件で金利が0.6%上がってしまうというわけです。

これだけでも手痛い返済額アップなのに、もし市場金利まで上がってしまったとしたら?

 

実際の数字に当てはめて考えてみましょう。

借入3,000万円、35年元利均等払い、ボーナス無し、当初3年間の金利0.505%で計算してみます。

 

この場合、当初3年間の毎月の返済額は、77,875円となるのですが、3年後は、もし金利が全く上がってなかったとしても、適用金利が1.1%となるため、返済額は85,388円となり、返済額の上昇率は27%ですね。

 

続いて、もし金利が2%上がってしまったとしたら?

この場合、3年後経過の適用金利は3,1%となり、返済額は113,530円となります。

返済額の上昇率は…なんと!!!45,8%です><

 

いかがでしたか?

おそらくこんなに金利が上がることはないでしょうが、上がらないという保証もまたありません。

 

それゆえ、変動型の住宅ローンを選択する場合には、このようなリスクをも理解した上で選ぶようにしていただけたら…と思います。