日当たりが悪い土地にも良い家は建てられる?

2020/05/11
SIMPLENOTEブログ

南以外の道路に接している土地は、日当たりが悪く感じてしまいます。

 

それは何故でしょう?

その土地の南に,家が建っており光を妨げていたり、あるいは、いずれ建つとなれば光が入らなくなりそうだからです。

 

また、家が密集する分譲地では、南以外の東や西にも隣家が建つことになるため、余計に暗い家になりそうな気がします。

 

それゆえ、たとえ価格が割安だったとしても、誰も率先して選びません。

しかし、本当にそういった土地に、明るい家を建てることは難しいのでしょうか?

 

もちろん、隣家との距離が充分に取れないと、想像通り薄暗い家になってしまうでしょう。

北道路の場合、南に寄せて家を建てることになるため、一番南にリビングを配置し、その南面に大きな窓をつくってしまいますので。

 

また、それを補うために、東や西に大きな窓をつくったとしても、それはそれで、周囲からの目線が気になりカーテンが開けられなくなってしまいます。

 

つまり、固定観念の強い家を建ててしまうと、想像通り、非常に住み心地の悪い家になってしまう…ということですね。

 

ですから、このような住宅が密集している土地に家を建てる場合は、光の採り込み方を工夫しなくてはなりません。

 

✔リビングは南に配置しなくても良い

 

大半の方が、どんな土地にも南にリビングを配置しようとしますが、少し考え方を変えていただき、リビングを北に配置してみると、驚くほど格段に明るさが増すことになります。

なぜなら、この場合、リビングの南となる家の真ん中に外をつくり太陽を採り込むからです。

 

家の真ん中に光を採る空間をつくれば、南、東、西、に建っている隣家から充分な距離を開けることが出来るようになるため、どの方向からも太陽の光が入ってきます。

 

また、その空間からは、直接光だけでなく、外壁に反射した間接的な光までもが、家の中に入ってくることになります。

 

結果、一日中電気をつけなくても、自然の光だけで明るい家が出来上がります。

 

周囲からの視線も気にならないし、家の中から外や空を眺めることも出来るし、間取りが分かりにくくなるので防犯性も格段にアップします。

 

✔外構と土地の費用をカット出来る!

 

窓のつくり方を工夫したお家は、結果的に家のデザイン性も高くなるため、塀や目隠しなどの外構工事をカットすることが出来ます。

 

また、土地が持つ条件に家が左右されなくなるということは、売れにくい日当たりの悪い土地を、割安で購入出来る可能性が高くなります。

わざわざ高額なお金を出して日当たりが良い土地を購入する必要がなくなりますのでね。

 

ということで、土地を探す際には、南道路や日当たりが良い土地にこだわりすぎないようにしていただけたら…と思います。

土地の日当たりと家の明るさは、必ずしも比例するわけではないし、土地に必要以上にお金を出すのは、もったいないことですからね。