収納をたくさんの誤解⁉

2020/04/19
SIMPLENOTEブログ

新年度を迎えお子さんの学用品などが増えたりする時期ですね。いままで使っていたものに加え新たに必要な物を買い足さなくてはいけなくてどんどんものが増えていきますね。

〝収納はあればあるほど良い” 家を建てる誰もがこの様に考えるのではないでしょうか?しかし、収納を増やせば家のコストは上がってしまいます。

それゆえ、家のコストを上げることなく、よりたくさんの収納をつくるためにも収納に対する勘違いを正していただかなくてはいけません。

 

✔収納で一番大切な事は「管理のしやすさ」

例えば暮らしの拠点となるリビングダイニングキッチンには手紙、書類、薬、文房具、生活用品など細かいものがたくさんありますが、あっちこっちに散らばって収納がある家はこれらを管理しやすいでしょうか?

あっちこっちに散らばって収納をつくると何処になにを置いたのか忘れてしまい見つからないか、あるいは探すよりも買ったほうは早い!と思ってついつい同じ物を買ってしまうことになります。結果、ものが増え収納の中がさらにゴチャゴチャに・・・・

また、無駄に奥行きが深い収納も管理しやすいでしょうか?

奥行きが深い収納は手前にモノを置いてしまうと奥に置いてあるモノが取り出しにくくなるし、奥にあるモノを忘れてしまいますからね。

つまり、いずれにせよ決して管理しやすい収納ではないということですね。

 

✔通り抜け動線な収納を減らす最大の原因

続いて、知っておいていただきたいことが、通り抜け動線についてです。

収納を通過することが出来る動線や玄関を家族用と来客用に分けたりする動線ですね。

 

 

 

この図の右は通常の収納で、左が使い勝手をよくするために通り抜け出来るようにした収納です。左の場合、収納を通過できるため一見右に比べて使い勝手が良いようにかんじるかもしれません。しかし、通過できるようにしたことで「廊下」が収納の中に出来てしまい結果、収納が大幅に減ってしまっています。しかも、ドアが1本増える為、その分コストアップになるしスイッチも2ヶ所必要となるためさらにコストアップすることになります。

つまり通り抜け動線は家のコストをいたずらに上げてしまうのに思っていた収納にモノが置けず、結果片づけにくい家を作ってしまうというわけです。

 

✔収納の正しい考え方

収納は床面積ではなく壁面積で考える。2m40㎝という天井までの高さをどれだけ有効に使うことが出来るのか?これが大切だということです。

床面積で収納を考えると、収納がどんどん増えてしまい家の価格がどんどん高くなってしまいます。

一方、壁面積で考えるようにすればわずかな床面積でも壁さえ充分にあれば相当な収納力が発揮できるといえます。ただし、棚の枚数は絶対にケチってはいけないですけどね。

ということで、コストをあげることなくより多くの収納をつくるためにも、そして管理しやすい収納をつくるためにも是非ともこの知識を覚えておいてください!!