生涯払い続ける光熱費を合理的に削減する方法

2020/01/07
SIMPLENOTEブログ

住宅ローンは期間に終わりがあるのに対し、光熱費には期間に終わりがありません。

それゆえ、一生涯、掛かり続けることになる光熱費を、いかにカットすることができるかどうか?は、家づくりでとても大切なコトの一つです。

では、まずご質問させていただきますが、家で消費するエネルギーの中で、冷暖房が占める割合はどれくらいか、ご存知でしょうか?

感覚的に捉えてみると、おそらく半分以上、いやもっと占めているんではないか?と思うのではないでしょうか?

しかし、現実はというと、全体のエネルギー消費に対する暖房の割合は約26%であり、冷房に関しては、たったの2%しかありません。合わせて28%ということですね。

他方、以外にもエネルギー消費をしているのが、家電や照明などの動力で、これらで約35%のエネルギーを消費していると言われています。

また、給湯も冷暖房を合わせた数字と同じ、約28%という数字が出ています。

さらに細かく見ていくと、最もエネルギーを消費しているのが冷蔵庫であり、照明、テレビがそれに続き、なんと!エアコンはその次という結果なんですよね。

*過度の住宅の高性能化は必要なのか?

この結果を踏まえて、よく考えなければいけないことが、過度の住宅の高性能化が必要なのかどうか?ということです。

住宅の断熱と気密ばかりを強化しても、冷暖房以外のエネルギー消費には、なんの関係もないからです・・・

もちろん、国が定める基準の断熱性能を有した家を建てることはごく当たり前のことです。

ですが、基準をはるかに超える家をつくったとしても、以外にコストがかかっていない光熱費が一体どれだけ削減できるのでしょうか?

もし、性能アップに多額の資金を投じたのに、実際暮らしだしてみると、聞いていた話より光熱費が削減できなかったとしたら?

いや、むしろ無駄に家を大きくし過ぎたせいで、余分に冷暖房費がかかる家になってしまったとしたら?

*光熱費削減のためにすべき二つのコト

家の光熱費をカットするためには、二つのコトに取り組むようにすべきです。

一つは『できるだけ家を小さくする』ということです。当たり前のことですが、家の面積を小さくすれば、家の体積も小さくなります。そして、結果的に冷暖房費を最小限に抑えることができます。

この場合の小さくするという意味は、無駄を省いて家を小さくするという意味です。

例えば、温度差が少ない快適な家をつくるために、もっとも不必要なスペースは『廊下』ではないでしょうか?もし、廊下をなくすことができれば、家全体の温度差をなくしやすくなり、個別で使用するエアコンの使用量を抑えることができるようになります。

また廊下だけに限らず、他の余分なスペースをカットすることにより、家の面積を小さくすることができれば、そもそもの建築費を大幅にカットすることができます。家の価格は、家の面積に大きく左右されるからです。

そして、もう一つ目を向けることは、『創エネ』です。太陽光発電の設置ですね。というのも、住宅の高性能化が、冷暖房しかカットできないのに対し、太陽光発電は、冷暖房を含めたすべてのエネルギーを網羅することができるからです。

ただ、この太陽光発電に関しては、単純にみんながみんな設置すればいいわけではないし、太陽光発電であればなんでもいいわけではないので、返済方法や設置パネルメーカーなどに注意しながら、きっちりと試算したうえで検討することが大切になります。

しかし、電気料金は今後どんどん上がっていくことが予想されますから、太陽光発電を設置するかしないかで、もしかしたら毎月の電気料金が1万円~2万円、違ってくる可能性もあります。

このような理由で、家づくりを検討する時には、光熱費にも着目して老後資金の備え費用を、捻出できるようにしていただければと思います。