無駄なコストと掃除の手間が同時に増えてしまう家づくりとは

2019/12/22
SIMPLENOTEブログ

多くの方が、キッチン、お風呂、トイレといった水回り商品を選ばれるとき、デザインやカラーはもちろんのこと、それと同時に掃除のしやすさを重要視されます。

そして、もちろん水回りメーカーも、商品説明の際には、掃除のしやすさについて、かなり力を入れて説明をします。

それぐらい家づくりをするときには、誰もが掃除や手入れのしやすさを意識しているわけですが、とはいえ、水回り以外については、掃除の手間が余分にかかることを、知らず知らずのうちにやってしまうんですよね・・・・

掃除をするうえで一番やっかいなのが『ホコリ』ですが、実は、意識していなければ、知らず知らずの間に、ホコリが溜まる場所をたくさんつくってしまいます。

例えば、幅木と呼ばれる床と壁との境に取り付ける部材は、家の大きさにもよりますが、一般的には200mくらいあり、この上に溜まったホコリをとるのはホントに大変な作業です。

また、2mの高さで設置された室内ドアには、必ずドア枠が設置されるのですが、もちろん、そのドア枠の上にもホコリが溜まります。そして、窓の周りに窓枠を設置した場合も、ドア枠同様にホコリが溜まりますし、さらに、その窓の上にカーテンレールを設置するとなると、その上にもホコリが溜まることになります。また、壁をくり抜いてつくるニッチと呼ばれる飾り棚にも、もちろんホコリが溜まるわけなのですが、飾り棚は、いちいちモノをどかしながらの掃除になるので、余計に時間がかかってしまいます。

*健康を損なう原因となるホコリ

こういった場所全てに溜まったホコリは、こまめに掃除して取っていかないと、湿気と共にその場所で固まってしまい、掃除しても取れなくなってしまいます。

そしてカビやダニの発生の原因になってしまいます。そして、そう考えると、多くの方が当たり前のようにつくるキッチン前のカウンターの上は非常に危険な場所になります。

というのも、このカウンターの上は、モノを置くのに丁度いい高さであるがゆえに、請求書やら、薬やら、爪切りといった、書類や細かいモノをたくさん置いてしまうからです。

そして、シンクから飛び散った水や、コンロから飛び散った油などが、そういったモノやホコリに付着して固まり、非常に汚い不衛生なキッチンになってしまうというわけです・・・

*すべてのモノにお金がかかっているという事実

このように部材を多く使えば、その分掃除の手間が増えてしまうのが、家づくりで見落としがちな事実です。そして、これらの部材にも、全てお金がかかっているということもまた、決して見落としてはならない事実です。

例えば、飾り棚1つつくるためには、そこに使う棚板に費用がかかるだけじゃなく、大工さんにその棚板を設置してもらう費用も同時に必要になってきます。また、格子入りのガラスドアは、デザイン性は高いかもしれませんが、格子の上にホコリがたくさん溜まる上に、ドアの値段も高いため、設置するドアの本数まで考慮して間取りを考えないと、掃除の手間とコストが余分にかかってしまう家になってしまいます。

さらに、カーテンやカーテンレールを設置することが、家づくりの当たり前になっていますが、それを当たり前にしてしまうと、その分、掃除する場所が増えるだけじゃなく、コストも30万円前後、余分にかかってくることになります。

このように家づくりでは、知らず知らずの間に掃除の手間が余計にかかるモノを選択してしまう方、選択させられてしまう方が、数多くいらっしゃいます。

もちろん、このような事実を踏まえて、必要な部材はコストをかけて付ける必要がありますが・・・

ですから、こういった部材は設計によってはなくても問題がないということ、いや、むしろない方がコストも下がれば、掃除の手間もカットできるため一石二鳥であるということを頭に入れながら、家づくりをしていただければと思います。