なぜ、当たり前のように2階建てにしてしまうのか?

2019/12/17
SIMPLENOTEブログ

家を建てるときは、今や近い将来のことだけを考えて建てるのではなく、もっと先のことまで考えた上で、建てるようにしなければいけません。40年~50年済み続けることになるからです。

例えば、ずっと先のことを想像してみると、2階建てよりも平屋の方が住みやすいだろうと誰もが思うのではないでしょうか?しかし、現実は、平屋で建てる方は少なく、ほとんどの方が2階建てで家を建てられています。もちろん、敷地の広さや建築基準法の制限によって、平屋で建てることができない土地もありますが・・・

*なぜ、2階建てありきで家を建ててしまうのか?

理由その1:みんなが2階建てありきで家を建てにしているから

敷地の広さや形状に関係なく、当たり前にように2階建てにしてしまう最大の理由は、おそらくこれではないでしょうか?

理由その2:平屋は高いと聞くから

多くの方が、『平屋は高い』というイメージをお持ちだと思います。確かに、平屋は2階建てに比べると、坪単価は高くなってしまいます。しかし、平屋にすれば2階建てでは必要な階段がいらなくなるし、廊下も2階建てに比べてカットしやすくなります。

また、すべてのスペースが1階にあるため、部屋数も最小限に抑えることができるし、その1つ1つの広さも最小限に抑えやすくなります。

この結果、使いやすさや住みやすさを一切損なうことなく、2階建てよりも家の面積を抑えることができ、2階建てと同じぐらいの価格か、あるいは2階建てより安く建てることができるようになります。

理由その3:坪単価や数や広さにこだわるから

家の価格を最も左右するのが家の面積です。家を大きくすれば、総額は高くなるし、家を小さくすれば、総額は安くなります。しかし一方で、家を大きくすれば、坪単価は安くなるし、家を小さくすれば、坪単価は高くなります。つまり、坪単価が安い家は、家が大きく総額が高くなってしまうため、コストを調整するために2階建てにせざるを得なくなります。

反面、必要最小限の面積で家を建てることができれば、家がコンパクトになる分、坪単価は高くなってしまいますが、総額を抑えた平屋を建てることができるというわけですね。

理由その4:かなり広い土地が必要だと思っているから

なにも建ってない土地を見たら、実際の広さに比べるとずいぶんと狭く感じてしまうため、必要以上に広い土地を探そうとしてしまいます。

しかし、現実的には60坪もあれば、4人家族がゆったり過ごせる平屋を建てることができるし、50坪台の土地や、あるいはそれ以下の土地でも、平屋を実現することができるんですよね。

*家の基本は平屋から考える

以上のように、無駄に土地を広く買わず、無駄に家を大きくしなければ、最も安い価格で手に入れることができる家が平屋です。

平屋にしておけば、住みやすいし使い勝手も良いし、耐震面でも安心できるし、定期的なメンテナンスコストも抑えられるし、将来の無駄な増築費用も必要なくなります。

このような理由で、固定概念に縛られることなく、また今だけじゃなく先のことまでしっかり考えた上で、家づくりをするようにしていただければと思います。その選択によっては、一生涯で使えるお金が、1000万円以上も違ってくることになりかねませんから。