家事の負担を和らげる家のつくり方

2019/12/16
SIMPLENOTEブログ

2階のベランダに洗濯物を干しに行く動線にすると、洗濯物の持ち運び作業が大変でしょうし、その大変さは、歳をとるに連れて切実な問題となってきます。洗濯物が周囲から丸見えになってしまうと、決して防犯性に優れているとも言えないですしね。

また、キッチンや洗面に勝手口をつくり、そこから出たところを洗濯干し場にしている場合もありますが、これはこれで、決して使い勝手がいいわけではありません。干したり取り込んだりするために、外と中を何回も往復しないといけなくなるし、ずっと外に出たまま洗濯を干さないといけなくなるため、寒い冬や暑い夏は、地獄のような時間になってしまうからです。

隣の方と鉢合わせしたり、誰かに見られる可能性もあるため、うかつにパジャマやノーメイクで出られないですしね。それゆえ、家づくりをするときは、この洗濯の一連の動線についてもよく考えて間取りを考える必要があります。

*すべての作業を最短で行える動線

洗濯にまつわる一連の作業時間を短縮するためには、脱衣室から洗濯干し場までの距離を短くすることに加え、洗濯物をわずか数歩で室内に取り込める動線にする必要があります。

また、取り込んだ洗濯物を楽に片付けることができるように洗濯干し場の近くに衣類を片付けられる収納をつくることも、同時にオススメさせていただいています。

これで、洗濯にかかる時間と手間を大幅にカットできるようになり、時間的にも気持ち的にも余裕が増えるのではないでしょうか?なんせ、洗濯作業は毎日のことですからね。

*周囲から見えない洗濯干し場

さらに、その洗濯干し場を、周囲の方から見えないようにできれば、ノーメイクだろうがパジャマだろうが、洗濯物を干す・取り込むという作業をすることができます。

また、外から見えない場所に干すことができれば、夜の間も安心して外干ししておくことができるし、洗濯物が風でどこかに飛んで行ってしまうなんていう心配も一切しなくて済みます。

*風通しと日当たり

洗濯物を乾かすのは『風』で、洗濯物を除菌するのが太陽の『熱』であると言われていますが、洗濯干し場は直射光が降り注ぐ場所に設けるのが理想的です。

また、周囲から見えないように設計できれば、窓もずっと開けておくことができるため、結果、必然的に風通しも良くなり、洗濯物がよく乾くようになります。

家事は毎日のことですし、最近は共働きが当たり前なので、仕事と育児に加えて家事の負担まで増えてしまうと、時間的にも気持ち的にも余裕がなくなり、ストレスばかりが溜まってしまうことになります。

自由設計で家づくりをお考えの方は、家事動線についてもっとよく考えて、少しでも家事負担の楽な家にしていただければと思います。せっかく自由設計で家を建てるんですから・・