住まいのランニングコストを抑えるために必要なこと

2019/12/15
SIMPLENOTEブログ

家を持つと継続的に必要となるコストがあります。電気代や水道代といった光熱費、土地や家に掛かる固定資産税、定期的に必要となる外壁塗り替え費用や、将来の増改築といった費用です。

そして、家づくりをするときには、初期費用としてかかる建築コストだけじゃなく、継続的に掛かるこういった費用のことも同時に考えた上で、予算と間取りの計画を立てていく必要があります。

では、こういったランニングコストを、最小限に抑えるためには、一体どのようにすればいいのでしょうか?

その方法は、とってもシンプルで、『家にお金を掛け過ぎないようにすること』です。ということで、家にお金を掛け過ぎないようにする方法について具体的にお伝えしていきますね。

*無駄な要素をなくしていく

家の価格は、家の面積に連動します。つまり、家が大きくなれば家の価格は高くなるし、逆に、家が小さくなれば家の価格は安くなります。それゆえ、家を必要最小限の大きさにすることが、建築コストを抑える最大の秘訣になります。

あなたは、ただ通るだけの廊下をたくさんつくりたいとお考えになりますか?

もし、ただ通るだけの廊下に知らず知らずの間に150万円もの建築コストが掛かっているとしたら?

あなたは、ただ寝るだけの部屋に必要以上の広さを求めますか?もし、6帖の部屋でも、シングルベッドとダブルベッドを並べておいても、まだスペースにゆとりがあるとしたら、それでも寝室の広さを10帖にしたいとお考えになりますか?120万円も余分な出費をしてまで・・・

あなたは、実際のところ、わずか5~6年しか使わない可能性が高い子供たちの部屋を必要以上に広くしたいとお考えになりますか?

もし、その面積を最小限に抑えることで、建築コストが90万円もカットできるとしたら、あなたはそれでも子供部屋を広くつくりたいとお考えになりますか?

あなたは、ほとんど使うことがない和室をつくるために、200万円もの建築コストがかかることをご存知ですか?

もし、子供たちの部屋が時折使う和室が担う役割を兼ねることが出来るとしたら?そして、兼ねることで和室をなくすことができ、200万円もの建築コストがカットできるとしたら、あなたは、本当に和室は必要だとお考えになりますか?

カットできるものは、スペースだけじゃありません。部材だって最小限に抑えていくことも、建築コストを最小限に抑えるためには欠かせない要素です。

例えば、窓です。多くの方が、少しでも多く窓をつけようとします。明るさの確保と風の通りを良くするためです。

しかしながら、その窓に、もしカーテンが付いているとしたら?

そして、そのカーテンがずっと開けられないとしたら?そうですよね?カーテンが明るさを阻害してしまいますよね・・・ 

また、風が通る、通らない、の話じゃありませんよね?そもそも窓が開けられないんですから・・・

そこには無駄なコストを使っただけと言わざるを得ません・・・・

窓の費用に10万円、カーテン費用に5万円というコストを。そして、窓が増えた結果、掃除をしなければいけない場所だけが逆に増えてしまうことになります・・・

これらは、ほんの一度の話ですが、こういったことをよく考えてみることが、住みやすさを一切損なうことなく、建築コストを抑えられる最大の秘訣なんですよね。

*イニシャルコストが安い家はランニングコストも安い?

家の面積を最小限に抑えることができれば、建築費用も最小限に抑えることもできれば、それに連動して電気代も安く抑えられるようになるし、家に掛かる固定資産税も安く抑えられます。そして、それと同時に家の面積を最小限にすることで、購入する土地をも最小限に抑えることができれば、イニシャルコストとなる土地取得費用と、ランニングコストとなる固定資産税の両方を安く抑えられるようになります。

また、敷地を有効利用し平屋に近い間取りにすれば、1階に部屋や収納が不足することによる老後の無駄な増築工事だって、カットすることができるようになるので、さらにランニングコストを抑えることができるようになります。

ですから、家を考えるときは、最初にかかるイニシャルコストのことだけじゃなく、後々、掛かり続けるランニングコストのことも、同時に考えながら計画するようにしていただければと思います。