北側道路における設計の注意点

2019/12/14
SIMPLENOTEブログ

一般的に南側道路の土地が、最も良い土地であると言われています。事実、最も人気がある土地であり、最も高く値段が設定されているのですが、実際は、北側道路で、かつ南北に細長い土地の方が、南側道路に比べて遥かに住みやすい家が建てやすかったりします。というのも、南側道路の場合、リビングが人目にさらされやすい道路面に配置されるのに対し、北側道路の場合は、道路と反対側にリビングが配置されるようになるため、周囲の目をあまり気にすることがないリビングがつくりやすいためです。

また、南北に敷地が長いと、北側道路の最大の心配事である日当たりも確保しやすくなるからです。しかし、北側道路の場合、南側道路の場合とは違った問題が生じやすくなるため、その点に配慮しながら間取りを考える必要があります。

*問題1:景観が不細工になる・・・

北側道路の最大の問題は、警官が不細工になるということです。家の正面となる北面が、ゴチャゴチャしてしまいやすいからです。

*原因1:窓が高さも形もばらばらになりやすい・・・

『部屋は南に配置し、水周りは北に配置する』という固定概念に従って間取りを考えると、北側道路の場合、家の正面となる北面に水周りの窓ができます。

また階段も北側に配置されることが多いため、中途半端な高さの窓ができやすいのも北面であり、これに加えて、階段下にトイレを配置すると、トイレの窓までも中途半端な高さになってしまいます。この結果、窓の高さもサイズもバラバラのバランスの悪い外観が出来上がってしまいます・・・・

*原因2:余分な部材も設置されやすい・・・

さらに、北側に水周りを配置した場合、換気扇のカバーが窓上に設置されることになります。

また、給湯器は水回りの近くに設置されることが多いので、給湯器を水回りの近くの北側に設置してしまうと、本来、家の裏側に隠したい給湯器の本体と室外機が、家の正面にでてきてしまいます。そして最悪なのが、勝手口を北側につくってしまうことです。確かに、道路に近い場所に勝手口を設置すれば、ゴミが出しやすかったり、便利なのかもしれません。

しかし、本来は家の裏に設置する勝手口を表につくってしまうと、家の表に生活感が染み出てしまうことになるし、景観も非常に汚くなるやすくなってしまいます。

これらの理由から、北側道路の家は景観が不細工になってしまいやすいのですが、これだけにとどまらず、これは、さらなる問題を引き起こす原因となります。

*問題2:家が非常に汚れやすくなってしまう・・・

これは、汚れの原因となるモノが家の正面にたくさんできてしまうからです。まず、家の汚れの原因となるものが窓です。窓は外壁よりも飛び出しているため、ほこりやゴミが溜まりやすい構造になっています。そして、雨と共に垂れ流れ、窓の両サイドに垂れジミができてしまいます・・・ 街でもよく見かけるとは思いますが。

窓と同様に、『換気扇のカバー』も同じことが言えます。『給湯器や室外機』なども、非常に汚れやすい製品なので、これらが正面にあることも家が汚く見える原因となってしまいます。

もちろん、エアコンの室外機や、配管のカバーも汚れの原因となる部材のため、設計の段階から室外機の置場をきちんと考慮する必要があるわけです。

これらが家の正面にできてしまった結果、家の正面が非常に汚れやすくなります。また、北面は太陽が当たりにくいため、その汚れが蓄積されやすいうえに、結露したりジメジメしやすいことからも、緑色のコケが付着しやすかったりもします。そして、余計に汚い家になっていってしまう・・・というわけなんですよね。

これらの結果、メンテナンスの周期も短くなってしまい、150万円前後かかる塗装費用が余分にかかりやすくなってしまいます。家の正面を汚いままにしておくのはなかなか耐え難い行為ですからね。

それゆえ、北側道路の場合は家の正面にできる限り、汚れの原因となるモノをつくらないように設計しないといけません。もちろん、風通しや、明るさをしっかりと確保しながらです。

ということで、もしあなたが購入しようとしている土地が、北側道路の場合、このようなことに気を付けながら間取りや外観を考えてもらうようにしていただけたらと思います。