老後にゆとりをもてるかどうかは土地選び次第!?

2019/12/13
SIMPLENOTEブログ

老後になると収入が年金だけになるため、賃貸物件を借り、家賃を支払い続けながら生活をするということは現実的には難しくなります。

家主さんも、お年寄りに住んでもらうよりは若い方に住んでもらえた方が、死亡リスクや保証人問題に頭を悩ますことだってありませんしね。ですから、老後のことを考えると、誰しもがマイホームを持っておくべきであると言えます。

しかしながら、老後に多額の借金が残るような予算計画で家づくりをしてしまえば、収入が少ないのに賃料を払い続けているのと同じ結果になります。

そして、住宅ローン破綻を起こし、家を手放し、債務に負われ続ける上に、賃料までも払わなければいけないという結果になってしまいます。

それゆえ、家づくりの予算設定には細心の注意を払う必要があるし、予算を絞っていく工夫をする必要があります。

先日、ファイナンシャルさんとお話する機会があったので、『予算計画をしていて感じることって何がありますか?』というご質問をさせていただきました。

すると、そのFPさんは、『みなさん共通して言えることは、土地にびっくりするぐらい予算を使いすぎてしまっているということですね・・・』とおっしゃっていました。

そして、その結果、住宅ローン借り入れが4000万円を超えてしまうようなことになり、多くの世帯で、家計が火の車になってしまう・・・

とのことでした。

もちろん、その状態が行き着くところは、貯蓄、運用が全くできないことから、子供たちの教育資金や、自分たちの老後資金の欠乏に陥ってしまうということですね。

最悪なことは、先ほどお伝えさせていただいたように、住宅ローンが払えなくなり、家を手放してしまうという結果です。

*土地に予算を使いすぎたらどうなるのか?

土地に予算を使いすぎると、2つの選択肢のどちらかを選ぶしか方法がなくなります。1つは、家の予算を大幅に減らすという選択肢で、もう1つは、家の予算も減らさなかった場合は、返済金額が上昇してしまい、これからの暮らしが厳しくなるという選択肢です。

いずれも決して良い選択肢ではありませんよね?それゆえ、そもそも、そんな不幸な選択肢を取らないようにするために、誰もが土地に掛ける予算を間違えないようにしないといけません。

*土地選びで知っておくべき2つの知識

では、どのようにして土地を選んでいけばいいか?ということになりますが、まず、『無駄に広すぎる土地を買わない』ということです。

土地は、自分たちに必要な家が建ち、置きたい台数の車さえとめることができれば、それだけで充分です。

無駄に広い土地を買っても、庭の工事費用も高くなるだけですし、後々の庭の手入れも大変になるだけですしね。

それゆえ、まずは自分たちが望む家がどんな家なのかを明確にし、それから、その実現のために必要な最小限の土地を探すようにすることが、土地予算の圧縮のためには欠かせない要素となります。また、『南道路の土地を買わない』ことも、土地予算を圧縮するためには欠かせない要素です。一般的に、南道路は、最も価格が高く設定されています。また、それだけじゃなく、競争が激しいことから、売主の言い値で購入せざるを得なくなります。

しかし、それだけ高いお金を出したのにも関わらず、実際に立つ家は、外から丸見えの家になってしまうことから、カーテンが欠かせなくなります。また、シャッターも欠かせなくなります。結果、室内が決して明るくない家ができ上がってしまいます。

しかも、丸見えを防ぐためにつけたカーテンやシャッターに余分なコストがかかるし、さらに、目隠しや植栽といった外構工事にも、余分なコストがかかってしまうことになりますしね。

*住みやすさは土地の日当たりに左右されない

日当たりが良い土地を買えば、必ず明るくて風通しが良くて、居心地がいい家になるわけではありません。逆に、日当たりに難がありそうな土地を買えば、必ず暗くて風通しが悪くて、居心地が悪い家になるわけでもありません。

明るさや風通し、居心地は、どんな土地でも実現可能であり、その実現の可否は、土地が要因となるのではなく設計が要因となります。

ですから、これらをご理解いただいたうえで、土地に無駄にお金を掛け過ぎることなく、土地選びをしていただければと思います。