実生活のことまで考え抜かれた間取りとは…?
2020/04/12
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先回ご紹介したお家についての第2段です。
この家はいわゆる狭い敷地、❝狭小地❞にたてられたお家です。
❝狭小地❞と呼ばれる30~35坪ぐらいしかない土地で家を建てる場合、必ずと言っていいほど2階建て計画になることが多いと思います。
1階には、リビングダイニングキッチンと水回り・2階には、寝室と子供部屋が配置されるのですが、このようなお家で起こりやすい失敗は、
✔少しでも多くの光が採り込めるような窓をつくったものの、家の中が丸見えになってしまい、カーテンが開けられず、逆に家の中が薄暗くなってしまった・・・
✔収納場所が必要なところにつくれず、片付けにくく、掃除のしにくい家になってしまった・・・
✔洗濯をする時の、干す→取り込む→たたむ→片付ける、の全ての流れを考えた動線でつくっていないため、実際住んでみて初めて、動線が悪く不便ということに気付いてしまった・・・
などが挙げられます。
ですので、光の採り込み方、収納のつくり方、家事動線のことまでも、実生活のことを考えながら、間取りをつくるようにしなければならないのです。