これからの家づくりの3つのポイント

2019/12/12
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65歳以降を老後であると仮定して、老後の最低生活費がどれくらいかかるのか?というと、夫婦2人で約22万円が必要であると言われています。しかも、この中には居住費が含まれていないため、賃貸に住まれている場合であれば、賃料が別途でかかるし、家を建てた方でも、ローンが残っていれば、その残債を支払い終えるまでは、ローンが別途でかかってくることになります。

また、趣味や娯楽費用、子や孫への援助といったゆとり費用まで合わせると、さらに約13万円程度余分に毎月必要であると言われています。

一方で、支給される年金は、年収500万円のお父さんと、専業主婦だったお母さんというご家庭の場合、2人合わせて約22万円ぐらいだと言われているのですが、ゆとりある老後を過ごしていくためには、とてもじゃないけど年金だけでは十分だとは言えません。

ましてや、これからは支給される年金がどんどん減っていく時代でしょうから、今後は不足するかもしれない老後資金をどうやって確保していけばいいのか?

ということも、今のうちから考えないといけません。もちろん、老後を迎えるまでに直面するであろう、子供の教育資金や親の介護費なども踏まえながらです。では、これからの家づくりを考えられているあなたは、どのようにしていけばいいのでしょうか?

*65歳までにローンが完済できるように家を建てる。

まず、あなたがすべきことは、65歳までにローンが完済できるように家づくりの予算組みをすることです。なんせ、最低生活費には、居住費は含まれていないわけですし、できるだけ長く働くようにすべきではあるものの、元気で働き続けることができるかどうかは、誰にも分らないからです。

となると、大なり小なり、家の予算を圧縮しないといけないかもしれません。高額な土地は買わない方がいいかもしれないし、必要以上に広いお家もつくらないようにすべきかもしれません。

そして、あなたが賢く土地を買い、同時に賢く家を建てることができ、家づくりの予算を圧縮できたとしたら、その浮いたお金を以下のように使われることをオススメします。

*個人型の確定拠出年金に積み立てる

個人型確定拠出年金と言われても、多くの方がピンとこないかもしれませんが、簡単にお伝えするならば、国民年金や厚生年金をさらに上積みして掛ける年金です。

例えば、iDeCoと呼ばれている個人型確定拠出年金であれば、会社員の場合、毎月23,000円を上限として加入することができます。

そして、毎月23,000円を積み立てていけば、その掛け金に対して所得控除してくれるし、預けたお金から運用益が生じたとしても、その運用益に対して通常かかる税金(約20%くらい)が一切かからないようになっています。

また、積み立てた年金を受け取るときも、退職金控除や公的年金控除の対象となるため、ほぼ無税で受け取ることができます。

それゆえ、家づくりの費用を少しでも浮かせて、その分を今のうちから積み立てておくべきである、というわけなんですよね。

*正社員として共働きで頑張る。

そして、3つ目のポイントは、正社員として共働きで頑張っていくということです。というのも厚生年金を夫婦そろってしっかりと払っていけば、支給される年金が一馬力の世帯よりも10万円ほど増加する可能性があるからです。(収入にもよりますが)

ですから、共働きで協力しながら老後資金としてもらえるお金を、最大化していただけるとよいと思います。

そして同時に、家づくりに掛ける費用を最小限に抑え、65歳までに完済できるようにしていただければと思います。

かつ、個人型の確定拠出年金などの制度を夫婦そろってご利用いただくことで、可能な限り納税を抑えていきながらも、将来受けられる年金の額を、少しでも増やせるようにしていただければと思います。

共働きで働いていれば、収入も多くなり、銀行もより多くのお金を貸そうとするでしょうし、不動産会社や建築会社からも予算アップを促されるかもしれません。

しかしながら、その選択は、不確実な未来にたくさんの問題をもたらす危険分子となってしまうかもしれません。

ということで、しっかりと先まで見据えた資金計画とライフプランを立てながら賢く家づくりを行っていただければと思います。